2月定例議会が招集されました(2月28日~3月17日)

***今議会にて決定された事***

○平成28年度補正予算、及び平成29年度の一般会計当初予算、山口県条例の制改定21件、
契約の締結等3件、監査委員の等任命 等執行部提案58議案は、すべて可決されました。

 補正予算は、373億3,000万円減額され、総額7,219億9,800万円になりました。 減額補正は、中小企業制度
融資など事業の最終見込みによるものです。来年度の一般会計予算は、前年度比3.1%減の6,808億8,900万円と、
過去15年で最少となりました。 また厳しい財政状況から、5年後に基金の取崩しに依存しない行財政改革と、
4月にこれを推進する統括本部を設置する事を発表しました。
 また2件の請願については、共に不採択となりました。
 この議会では、一般質問に登壇し、財政問題や中小企業支援、家畜伝染病の発生防止、港湾の活用等について、
自分なりの政策提案を織込みながら、県の考えをお聴きしました。

 

○請願について (青字が我が会派の考え)

「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」に反対する意見書提出を求めることについて・・・反対多数で不採択
  現在政府は、「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」を新設する「組織犯罪処罰法改正案」を上程、成立
  させようとしている。 共謀罪は、これまで3回にわたって国会に提出されたものの、言論・思想の自由を
  圧殺するとの厳しい批判を受けて廃案になったものであり、未だに対象等が明確でない為に、民新連合の会、
  共産党、社民党、草の根、民新フォーラムは賛成
したが、それ以外の反対多数で不採択となった。 

 

学校法人山口朝鮮学園への補助金支給再開について・・・反対多数で不採択
  県は国の指針に沿って、2013年度より学校法人山口朝鮮学園への補助金を停止している。 
  国内でみると、他の外国人学校には支給している事や、国連人種差別撤廃委員会から是正勧告を受けて
  いる事、また他県では北朝鮮の挑発行動は子ども達には関係ないとして支給を継続している所もある事
  から、民新連合の会、共産党、社民党、草の根、民新フォーラムは賛成したが、それ以外の反対多数で
  不採択となった

 

◇文教警察委員会◇(私の質疑)

1.文教関係

・JAXAを活用した教育の展開について
  この度、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、山口県産業技術センターに衛星データ解析施設「西日本衛星
  防災利用研究センター」を設置した。 こうした施設が県に出来た事を、教育に有効に活用して欲しい。 
  宇宙をテーマとしながら、理系特に科学に興味を持つような、山口県の特色ある独自の教育プログラムとなる
  様に、積極的に連携を進める事を提案しました。

 

・特別支援学校のコミュニティースクールについて
  宇部と下関にある特別支援学校に、今年度コミュニティースクールを導入したが、その実績(子どもや
  保護者の意見、地域の意見等)をしっかりと把握し、分校を含めた他の13校にも導入を進める事をお願い
  しました。 また、インクルーシブ教育として、それぞれの地域にある学校とも交流を行っているが、
  そうした取組みをホームページ等で積極的にPRし、障がいに対する理解が進む様にお願いしました。

 

・特別支援学校における技能検定導入について
  就職に繋げていける様に、今年度から県独自の技能検定を2分野に導入したが、その他の分野についても、
  地域の企業の意見を聞きながら、検定制度の充実を図って欲しい。 また、福岡市では色んな職種の企業に
  協力して頂き、障害のある子どもを早い段階(小学校)から色んな職業体験させるプログラムを実施し、企業に
  とっても子どもにとっても良い成果が出ている。 是非、参考にして欲しい。

 

・いじめ問題に対する取組みについて
  いじめ撲滅に向け、子どもに対しては色々な事業を計画されているが、他県では原発事故で避難してきた
  子どもに対して、教師の不適切な対応でいじめにつながった例もある。 教師に対しての調査や指導も厳しい
  目で実施していく様にお願いしました。

 

・高校生と企業との出会いの場造りについて
  本会議では、今回の質問に対し大学生の取組みをご回答頂いたが、就職に関しては高校生の方が、保護者の
  関与と意見の影響が大きい。 地元には、技術を持ち財務的にも素晴らしい中小企業がある事を、保護者の方
  にも知って頂ける様な取組みを進める様に提案しました。 また宮城県では、理系離れ、製造業離れの将来を
  見据えて、小学校の時にモノを造って売る「キッズタウン」を運営している。 製造業が盛んな本県でも、
  こうした取組みを参考とする様にお願いしました。

 

2.警察関係

・交通事故防止について
  夜間での事故防止に向け、通常ハイビーム走行を推奨しているが、県民への浸透度はとても低い。 
  眩光での苦情を気にする方も多く、ハイビーム走行推奨の認知向上に取組む様にお願いしました。 
  また、交通違反取締りと事故の状況から、以前、取締りの強化をお願いしたが、昨年は前年より約1万件
  多い検挙となっており、前向きな対応に感謝すると共に、事故発生状況を分析し、違反の取り締まりに結び
  付けていく様にお願いしました。

 

・警察署及び派出所の対応について
  警察署や派出所には、色んな件(相談、免許更新、申請、拾得物・・)で県民・市民が訪れるが、
  とかく敷居が高く感じてしまう方が多い。 色んな現場の声を吸い上げる為には、警察としての威厳を
  保ちつつも、県民・市民が利用しやすい雰囲気造りが必要で、受付けの方を配置しての声かけなどに積極的に
  取組む様にお願いしました。 また今後、県外観光客の方や外国人観光客の方の利用も考えられるので、
  そうした方々にも配慮した取組みを提案しました。

 

・優秀な人財確保について
  警察は、県内就職の大切な受け皿である。 確認すると、近年志願者が激減して来ており、民間企業に
  負けず、警察官の魅力発信など積極的な求人活動を実施し、優秀な人財の確保に繋げる様にお願いしました。

 

○私の提案から来年度から事業採択されたもの
 過去の議会や委員会で私が政策提案してきた中で、来年度からの事業に取り上げて頂いた主なもの。

 ・財政健全化計画の作成
 ・ふるさと納税の活用事業の明確化とホームページの充実
 ・災害発生時の救援物資管理システム導入
 ・移住ナビ等へのプロモーションビデオ製作
 ・サイクルスポーツツーリズムの推進
 ・高校2年生時での県内企業の情報提供
 ・障がい者の特性と雇用に向けた企業理解促進
 ・特別支援学校へのコミュニティースクール導入
 ・障がい者スポーツ振興の為の「やまぐちパラアスリート育成ファンド」創設
 ・県立高等学校への通級学級の創設  

 

                                以   上