6月定例議会が招集されました(6月22日~7月06日)

***今議会にて決定された事***

○平成29年度一般会計補正予算に対する起債額、山口県条例の制改定3件、事件議決3件、人事案件3件
等10議案、及び県が出資しています法人の経営状況について審議し、すべて可決されました。

 平成29年度の県起債がすべて決定し、平成29年度末県債残高は1兆2,556億円(県責任:7,844億円
国責任:4,712億円)となりました。 また、山口きらら博記念公園に指定管理者制度を導入します。
また意見書2件は全員一致で採択され、請願3件は不採択となりました。

 

○意見書(2件共に全員一致で賛成採択)

「地方財政の充実・強化を求める意見書」
国の責任として、常態化している地方の財源不足を解消し、持続的な財政運営を可能とするため、地方財政の
充実強化に向けての取組みを求めるもの。 

 

「旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書」
旧優生保護法のもとで不妊手術を受けた当事者らの高齢化が進んでいることを考慮し、国において早急な救済
措置を講じる事をもとめるもの。

 

○請願書 (青字が我が会派の考え)

*「国の責任による35人以下学級の前進」を求めることについて・・・反対多数で不採択

山口県では、国に先駆けて小中学校において少人数学級を実施し、不登校の減少や学習に対する理解や意欲が
高まるといった効果が報告されているが、国の責任で進めていない事から自治体間の格差が広がっていること
から、国民連合の会、共産党、社民党、草の根、国民フォーラムは賛成したが、自民党や公明党の反対多数で
不採択とされた。

 

*「国の教育予算を増やして「高校無償化」を復活し、給付制奨学金の確立」を求めることについて

高校無償化として就学支援金制度が導入されているが、世界でも例を見ない世帯所得制限が設定されている。
これは、女性が活躍できる社会や3世代同居などの施策の抑制に繋がるもので、国民連合の会、共産党、社民党、
草の根、国民フォーラムは賛成した
が、自民党や公明党の反対多数で不採択とされた。

 

*「給食費の無償化」を求めることについて・・・反対多数で不採択

給食費の補助については、自治体間で差が出てきており、国の責任で無償化を求めるもので、共産党、社民党、
草の根、国民フォーラムは賛成した。 しかし、子どもの衣食住の責任は親が持つべき事、給食費の無償化が
どう教育の向上に繋がるか不明確として、国民連合の会、自民党、公明党の反対多数で不採択

 

イージス・アショア(弾道ミサイル迎撃システム)の配備について

 22日、小野寺防衛大臣が来県し、むつみ演習場への配備計画について知事等に理解を求めました。 
県として、米朝首脳会談の開催など緊張緩和がある中で、配備の必要性や地元の不信感を払拭する説明を
今後行って頂く様に要望しました。

 

◇文教警察委員会◇(私の質疑のみ掲載)

1.文教関係
・サイバー犯罪への対応について

スマートフォンをほとんどの子ども達が持つようになり、サイバー犯罪の被害に遭うリスクが上がっている。 
最近では、若い方が活用しているSNSを乗っ取り、プリペイドカード購入等をお願いして来るものまで身近でも
発生している。 子ども達がサイバー犯罪に巻き込まれない様に、学校、家庭、警察等が連携した教育を行って
いく事をお願いしました。

 

・学校への不審者侵入対策について

先日の交番の警察官を襲って拳銃を奪い、小学校の工事でいた警備員さんをも巻き込んだ事件には驚かされた。 
これが、小学校の中まで入っていたらと考えるとゾッとする。 今から約17年前に発生した付属池田小学校の
事件以来、学校外部からの侵入対策や、先生や保護者も含めた危機管理マニュアルの見直しも行われているとは
思う。 時折、小学校などで訓練をしたニュースを聞くが、定期的に警察も巻き込んだ訓練を、全ての学校で
行って行い、危機管理マニュアルの見直しに繋げる様にお願いしました。

 

・県立学校のコミュニティースクールの運営状況について

県立高校に於いてもコミュニティースクールを導入しているが、各地域特性や地域にある企業と連携した活動とし、若者がふるさとに愛着を持つ活動とする様にお願いしました。 また、兄弟姉妹がいる子どもの方が結婚や
出産している実績が高い事から、少子化の今、小学校や中学校とも連携した活動を提案しました。

 

・特別支援学校のコミュニティースクールの運営状況について

実習等を行った企業への就職が多いので、障害者を受け入れる企業を増やしていく為にも、商工会議所や商工会とも連携して、より多くの企業や職種の方々に、実際に学校に来てもらう様な取組みを提案しました。 
福岡県ではチャレンジキッズデーとしてそうした実績がある事も紹介しました。

 

・臨時教員免許問題について

梅光学園で、2年連続で免許を持たない方が授業を実施した為に、授業をやり直す問題が出ている。 この背景は、臨時教員免許であり、県として臨時教員免許の制度について県内に徹底を図る事をお願いしました。 また、現実的には臨時教員免許の方が担任をしている事例もあり、それはこの制度の主旨と違うと感じている。 臨時教員免許制度に対し、再度、教育委員会内でも議論して頂く事をお願いしました。 

 

2.警察関係

・サイバー犯罪対策について

増加するサイバー犯罪に対し、子どもや高齢者などその年代に応じた予防対策を推進する為に、学校や自治会、
民生委員さんらと協働していく体制構築を提案しました。

 

・交番・派出所のあり方について

富山県で発生した事件は衝撃であったが、これで交番や派出所が地域住民にとって行きづらい様になっては
ならない。 交番・派出所の警察官は、何よりも地域そして地域の方々と密着している事が重要と考えており、
この事件で体制として見直す事は早急に実施しながらも、今後も地域に密着した活動を行って行く様にお願い
しました。

 

・災害対応の状況について

最近頻発する地震や豪雨災害で、県民の大規模自然災害に対する不安は高まっている。 特に本県は豪雨での
土砂災害リスクも高い。 一昨年の熊本地震、昨年の福岡の豪雨災害への機動隊派遣あるいは情報収集を行い、
今一度本県の災害時対応準備として不足している事など無いのか、整理して置く事をお願いしました。 

 

                                       以    上