2月定例議会が招集されました(2月19日~3月8日)

***今議会にて決定された事***

○平成30年度補正予算、及び平成31年度の一般会計当初予算、山口県条例の制改定、契約の締結について
  等執行部提案62議案は、すべて可決されました。

 ・平成31年度予算 : 6,854億2,700万円(前年比1.8% 来年度末基金残高96億円見込み)
 ・平成30年度補正予算 : 6,734億700万円(事業の最終見込み反映し、約197億円減額)

 今後の所信表明として、「やまぐち維新プラン」に掲げる施策を本格的に推進していく事と、
 「持続可能な行財政基盤の確立に向けた取組み」を重点に掲げられました。

 

◇文教警察委員会◇ (私の質疑のみ掲載)

1.文教関係

◇周南市の高校生の自殺問題について
 3年前に発生したこの問題について、教育委員会の設置した第3者委員会の報告を不服として、平成29年末
 にご遺族の方が知事に再調査を申入れ、知事部局の設置した第3者委員会が2月に最終報告をまとめ、自殺の
 原因にいじめの関係を認めた。 

 ✤前回の調査と今回の調査でなぜこうした差が出たのかを明確にして対策をしなければ、今後、教育委員会の
  設置する第3者委員会は信用出来ないとされる。                                                                                        

 ✤前回の報告書で突然“いじり”と言う言葉が出てきて、結果として「いじめ」に加担した方々に自分たちの
  した事は大した事ではなかったと認識させてしまったしまった感がある。今回の報告書に基づいて、
  当時の生徒やその保護者にも説明が必要。

 ✤平成29年11月の委員会で“いじり”の研修資料を学識経験者から意見を頂き作成するとあったが未だに
  出来ていないのは信じられない。 早急に作成をする事。

 ✤今回の報告書で、当該学校の基本方針が全ての教職員まで浸透していないと指摘されている。学校の規律が
  保てていないと言える。 早急な対応をする事。

 ✤卒業したとはいえ、いじめに関係した生徒さんも県立高校の生徒であった時の問題。 当時の先生、生徒、
  その保護者に対しての対応が必要。 悪い事をしたなら、まずは謝罪するのが基本。このまま何もしない
  のでは、反省のスタート地点にも立っていない事になる。 今回の事件を元に、県教委さんが上げた再発
  防止は当然必要な事であるが、この「いじめ」に関わったとされる先生、生徒に何が悪かったかを指導し、
  人として育てる事が重要。

 ✤今回の報告書を私立を含め、全ての小中高等学校へ配布し、しっかりとした研修を行うこと等を、進言
  しました。 この問題は注目され、多くのメディアさんにニュースに取上げて頂きました。

 

         

      

 ◇魅力ある学校創りについて
 2016年から県立高校の全県1区化が開始された。 魅力ある学校創りを言われてきたが、県内は交通
 アクセスの問題等も多く、本当に生徒が選択できる体制になって来たとは考えられない。 また、各学校の
 魅力についてもHPを見ても何も伝わってこない。 この制度が始まる時に、特色ある学校創りでは、難関
 大学を目指す学校や英語に特化した高校などがあった方が良いと進言した。 しかし、今のままでは何も
 変わって来たと感じられない。 今一度、各学校に任せるのではなく、県教委として県全体としての魅力ある
 学校創りを考えて頂く様にお願いしました。

 

◇周防大島高校の地域創生科と福祉専攻科について
 立ち上げる時に色々と議論になったが、県教委として意思を持って創った地域創生科と福祉専攻科。
 しかし、その応募状況を見ると定員割れが続き、且つ志望者の減少が止まらない。 色々な反対の意見を
 押してでも創設した学科。 ならば、もっと真剣になって魅力の向上や応募を増やす努力をする事。

 学校や在籍する生徒さんは、FB等を通じて魅力発信を頑張っている。 県教委としての意地を見せて頂く様に
 強くお願いしました。

 

◇最近の若い方のSNSを活用したいじめや悪ふざけの動画配信について
 急速に広まったスマホに伴い、SNSで注目を集めたいなどでの情報発信が主原因と考えられる。
 
インターネットの特性の教育実施も大切ではあるが、思慮の低さ、道徳心の無さを感じており、もっと
 人としての教育不足を感じている。 山口県からこうした問題が出ない様に、人としての教育のあり方を
 考えて進めて頂く様にお願いしました。

 

◇障がい者の雇用について
 提案していた特別支援学校への、企業さんの見学会を開始して頂いたことは感謝する。 
 県内には法定雇用率未達の企業が約50%もあるし、障がいの種類によって就職率に大きな差がある。 
 全ての障害のある子ども達の社会参画に向け、この仕組みを県内に広げて行く様にお願いしました。

 

◇教職員の働き方改革について
 教職員の残業低減が進んでいないのに、この議会で教職員の今年度の給与費が20億円も減額補正された。 
 どうしてこれだけの補正が、年度末の議会で補正されるのか意味が解らない。 きっちりとした残業指示や
 結果を把握されていられるのならこうした事にはならないはずである。 しっかりした指示と実績把握を
 していく様にお願いしました。

 

2.警察関係

◇児童虐待と児童相談所の問題について
 近年の児童虐待と児童相談所の対応の悪さで悲しい結果になっている事件が多い。 来年度から、児童
 相談所に警官を配置する事は大変に良いことである。 現在は、中央相談所1ヶ所のみであるが、県内には
 他に5ヶ所児童相談所があるので、警察との連携強化や、中央相談所の運営状況で他の箇所にも配置する事を
 考えて頂きたい。その時、警察官のOBの方の活用も良い手だと考える。

 

◇警察官のOBさんの活用について
 人生100年時代と言われ、県でも70歳までのシニア活用を掲げている。 警察官のOBさんは、色んな
 訓練や教育を受け、技術も持っている。 先ほどの児童相談所やいじめ問題のある学校を始めと一般企業でも
 活躍の場があると考えられるので、活躍の場を広げて行く様にお願いしました。

 

◇今後の警察の在り方について
 16年連続で刑法犯が、19年連続で人身事故が減少し、警察の方々のご尽力に感謝。 今後は、捕まえる
 よりパトロール、そして犯罪や事故の起きない街造りと考える。 ビッグデータを活用し、なぜ犯罪や事故が
 その場所で、その時間帯に多いのかを分析し対策を進めれば、そうした街造りにつながると進言しました。

 

                                  以    上